取材日:2022年6月
T・A
戸建て住宅の設計・図面の作成(建築士)
2021年入社
現在、都内の大手ハウスメーカーで、戸建て住宅の設計補助の仕事を担当。
前職の経験や資格を存分に活かしながら設計の仕事に従事している。
派遣としての新たな働き方で、生活スタイルを大きく変えることができ、創出した時間を有効活用できることを実感。
まず、出社したら社内メールをチェックします。営業担当者からの新規での依頼や、図面の修正依頼などがないかどうかを確認。
新規依頼での設計図面の作成に取りかかります。
60分のお昼休憩を取ります。
アポイントのお客様と面談を行います。作成した図面の提示やヒアリングなどを実施。営業担当者が同席する場合や、1人の時もあります。
お客様のヒアリング内容をベースに設計図面の修正を行います。
営業担当者とのすり合わせを実施。直接面談やWEBミーティングの場合もあり。
業務終了!今日も1日お疲れさまでした。
入社のきっかけを教えてください。
前職は、建築会社で設計から営業、現場監督までを行うトータル的な仕事をしていました。
家庭の都合で時間にゆとりが必要となり退職を決意。
設計の仕事はもともと好きだったので探しましたが、正社員としてガッツリ働く求人しかありませんでした。
そんな中で見つけたのが、この派遣スタッフとして携ることができる設計補助の仕事でした。
現在の業務内容を教えてください。
現在は、大手ハウスメーカーで勤務しています。
そうですね、業務内容はひと言では難しいのですが、営業と設計スタッフのちょうど中間のポジションの役割でしょうか。
営業スタッフからの情報をもとにラフの設計図面を作成して、修正箇所はその都度直して、正式にきまれば、設計担当者へバトンタッチして本図面を作成してもらうイメージです。
状況しだいでお客様から直接お話しを聞かせてもらったり、3DCADの立体図面を見てもらったりすることもあります。
派遣として働いて良かったことはありますか?
まだ半年位ですから、すっかり慣れたと言えばウソになります。(笑)
今までは最初から最後まで全ての工程をやっていましたから、初めの頃は、少し物足りなさを感じていたかも知れませんね。
でも今は自分にまかせられた設計という仕事に集中できているので充実感はあります。
現在、週3日の勤務ですが、パートではなく派遣なので時給単価も高く、少ない日数でもそこそこの給与を手に入れることができるのもメリットですが、一番は時間にゆとりが生まれたことです。
お仕事のやりがいを教えてください。
そうですね。設計の仕事をしている人なら皆さんきっと同じかもしれませんが、全く何もないところからカタチにしていくのがこの仕事の一番の醍醐味と言えます。
それは正社員でも、派遣でも変わりません。
また今まで、営業スタッフや設計スタッフが行っていた仕事を私たちのような派遣スタッフが中間的な仕事をすることで、会社全体の効率化にもつながっているはずですので、そのことに誇りをもって仕事に取り組んでいます。
今後の目標を教えてください。
今は週3日で働いていますが、状況が変わってくれば、週5日で働きたいですね。
そうすれば収入も増えますからね。(笑)
このまま派遣として働くかどうかは分かりませんが、こんな働き方もあるのかと、世界が広がったことは確かです。
目標と言えるかどうかは分りませんが、何事もあきらめないことですね。
設計の仕事を正社員のみで探し続けていたら、全く違う仕事をしていたかも知れませんから。